煙の玩具15

 ほら、ちゃんと購入しているでしょう?“対”で持ちたいという僕の性癖は偏執的なのです。

 対になる14に較べて少しボウルが高いですね。小さいパイプなのにブラストはしっかりかかっていて、きれいに凹凸が出ています。

 小さいながらも文句なしの出来で「具合のいいパイプ」です。僕はこの2本を紛失することをすごく怖れていて、いつも目で確認できるところに置いています(まあ、残念ながら美しいパイプではないですけどね。でも、表面処理に美を見出す人もいるかもしれません)。

 いつ頃に作られたパイプなんでしょう。意外と、こういうパイプが Poul Hansen 自身の手によるものだったりすると面白いんですけどね。残念ながら調べる手段はありません。