煙の玩具30

 ああ、そうだ。これも小さすぎるんです。これはオクで落札したような記憶があります。

 大概のパイプ喫みは、数多く所有するパイプを「コレクション」と言われると否定します。コレクションではなく“道程”だからです。良い判断と悪い判断が形となって残ってしまうのがパイプです(だから、悪い判断を残しておきたくなくて、すぐに売ってしまう人もいますけど)。僕の場合は、30本過ぎたあたりから、サイズを知っていて、使わないとわかっているのに購入していた時期があるようですね。今、整理しつつ、こうやって鳥瞰で眺めていると赤面します。

 小さいせいで手が伸びないパイプが、まだ2、3本あったような気がします。整理していると出てくるんだろうなあ。やだなあ。